昨夜は、ボンボンにて"宝塚の日"という事で、宙組初代組長の大峯麻友さんとご一緒しました。
昨日は、宝塚の曲を中心に歌ってくれたので、今まで宝塚にご縁のなかった私にとっては、お初の曲ばっかり。客席の方々の方が、バッチリご存知なわけです。宝塚ファン、とか、宙組ファン、とか…。そんな方々ですものね。
麻友さん、さすが組長!本領発揮で素晴らしかったです。実は、宝塚以外の曲も素晴らしくて、客席を泣かせちゃってましたけど…。
そんな中で、私にとって昨日一番衝撃的だったのは、SKD出身の珠木美甫さんでさえも、この世界に入るきっかけは、宝塚の"ベルサイユのばら"を見た事だった…という事実。
何がそんなに人々を引き付けるの?魅了しちゃうの?宝塚に無縁の私には、まだわからないのだけど、その秘密を探求したいなぁ…って。
幸い私の周りには、宝塚大好きな人がいっぱいいるし、こうして宝塚の方とご一緒させて頂く機会もあるし。麻友さんとのリハーサルの時から、宝塚の魅力探求の事は考えてたけど、昨日改めて思いました。これからも、宝塚探求の旅を続けます。…って言っても、別に旅するわけじゃないけど…。
それからもう一つ、珠木さんの言葉を聞いて思った事。
珠木さんは"ベルばら"を見て以来、ひたすら前を向いて芸を磨いてきたのだと思うとね…『私はどうなの?』って、なっちゃうわけなの。こちらにも何度か綴ったかも知れないけど、幼い頃、あまりにもオテンバだったからピアノを習わせてもらったのが始まりの私。大学受験の頃は、消去法で音楽の道しかなく、その後も、バレエの伴奏のお仕事に入ったのも、ジャズを始めたのも、歌の伴奏を始めたのも、シャンソンの世界に足を踏み入れたのも、全て人からのお薦めで。つまり、珠木さんの"ベルばら"的なモノがないのです…恥ずかしながら…。
だからと言って、後ろ向きだったとも思えなくて。どちらかと言うと…あらぬ方を向いたりキョロキョロしてた?そこにいつも誰かが現れて『こっちだよ!』と、首の向きをヒョイと変えてくれて…。
思えば、プライベートもそうかも。いつもあらぬ方を向いたりキョロキョロしたり。誰かがヒョイと首の向きを変えてくれるのだけど、ブキッチョで何かが足りない私は、それでもまだ焦点定まらずにキョロキョロ。音楽だけは、誰かに向けてもらいさえすれば、そのまま歩いて来る事ができたのね…昨夜、しみじみ…そんな事を思い知った、宝塚探求の旅、初日でございます。